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会場の演出にこだわり新しいワークスタイル提案 オルガテック東京2024

オルガテック東京2023/ケルンメッセ

ケルンメッセと日本オフィス家具協会(JOIFA)は、5月29日から31⽇の3日間、東京ビッグサイトで「オルガテック東京2024」を開催する。

オルガテック東京はドイツ・ケルンで70年の歴史を持つ、オフィスとファシリティの国際専門展示会「オルガテック」の日本版だ。3回目となる今回は開催規模を拡⼤し、イトーキ、オカムラ、コクヨ、内⽥洋⾏、プラス、イナバインターナショナル、カリモク家具、Knoll、UniFor、IIOI°を含むトップブランドをはじめ、160社以上が出展する。
主催者企画エリア「CIRCULAR MIRAI」では、社会に不可⽋な考え方「Circular Economy(循環経済)」を取り上げ、素材の進化とサステナブル素材に焦点を当てる。各素材をどのように再利用・再構成するかを提案するエリアで、循環素材である木やスチールなど、様々なアップサイクル技術をテーマに、35社以上がプロダクトや研究を発表する。

イベントでは製品だけではなく、会場で得られるインスピレーションを重視し、空間にもこだわって会場を演出する。17時からはホール内パーティ「オルガテック・ナイト」も実施予定で、空間演出とパフォーマンスを軸に、五感で記憶に残るイベントを創出する。

オルガテック東京2023/ケルンメッセ

AIやイマーシブをテーマに最新技術が集結 COMPUTEX TAIPEI(台北国際コンピュータ見本市)

COMPUTEX TAIPEI 2023

TAITRAと台北市コンピュータ協会は年6月4日から7日の4日間、「COMPUTEX TAIPEI」を台北南港第1&第2展示ホールで開催する。台湾最大級のIT関連展示会で、「Connecting AI」をテーマに掲げ、出展企業1,500社・4,500ブースが展開。AIコンピューティング (AI Computing)、先進的コネクティビティ (Advanced Connectivity)、未来のモビリティ (Future Mobility)、没入型リアリティ (Immersive Reality)、サステナビリティ (Sustainability)、イノベーション (Innovations)の分野から、製品・サービスが集結する。

またCOMPUTEX Forumでは、業界をリードするNVIDIA、Google、Synopsys、AWS、Micron、arm、Seagate、Ampere、Phison、計9社が登壇予定。

イベントでは新たに「Sustainable Design Award」を設立し、展示会業界全体のサステナビリティを推進する。主催者はRE100、Dow Jones Sustainability Index、Sustainalytics Index、 MSCI ESG Indexなどの認証を受けた出展者の参加を呼び掛けており、認定を受けた企業のブースには「ESG GO!」のサインを掲出する。
前回は150の国・地域から4万7,594人の来場を記録した。

【インタビュー】中国展示会の現場から見た
近年の様子とその特徴【展示構成】

展示会の企画・設計・施工や、店舗・ショールーム・オフィスの内外装工事などを手掛ける展示構成

同社は約30年前から、海外の展示会における出展サポートや、ブース装飾、施工などの業務を行っている。

今回は、近年の中国展示会の様子や日本との違いなどについて、代表取締役社長田口周氏に話を聞いた。

(※本記事は新聞「見本市展示会通信」(2024年4月15日号 海外展示会特集)中に掲載された内容です)

―海外展示会への出展サポートを始められたきっかけは

昔、他社から業務を引き継ぐ形で始まりました。特に現会長の吉村が現地との関係性の構築に尽力し、現在は中国での展示会に重点を置いていまして、北京勝亜展覧有限公司などコーディネーターや協力会社といった現地とのルートも多数、保有しています。

―出展サポートの内容は

プランニングからデザイン、施工はもちろん、書類申請や輸送の手配、宿泊先や現地企業の接待先の手配まで、日本の代理店とも協力しながら海外への出展に関わる業務についてのトータルサポートをご提供しています。

また、逆に中国の企業が日本へ出展される際のサポートも行っています。

―展示構成の強みは

中国でことをうまく進めるためには人脈が重要です。その点、弊社には豊富な実績と経験があり、現地スタッフと現地の展示会関連企業らとのつながりも非常に強い。

そのため仕事もスムーズに進みやすく、トラブルの際にも対応が速やかに行えることは弊社の強みだと思います。

―近年の中国の展示会で感じたことは

会場の設備などが昔より良くなっていますね。窃盗も減りました。

また最近、北京が政治的な理由でイベント開催を控えていまして、上海、広州、深圳、大連などでの展示会がにぎわっていると聞いています。

コストも日本並みに近づいてきています。労働単価は比較的安いと思うのですが、それでも全体の相場は上がっています。しかし中国はまだまだ市場も広いため、日本から出展を検討される企業は多いです。

―初めて中国に出展する企業からの問い合わせもあるのですか

はい。現地のスタッフは日本語も堪能ですし、お客様の心配がなくなるようにサポートを行っています。新規のお客さまについてはホームページを見て問い合わせてこられる方も多いですね。

―日本と中国の施工現場の違いは

政治によって業務がやりにくくなることがあるのは、中国特有の傾向です。

たとえば、日本で地震があって原子力発電所に対する不安が高まったりすると、安全なものでも輸入にストップがかかってしまう。他にも政治的な問題で荷物の輸送が止まってしまうことはあります。

また、日本では電気やエアー(圧縮空気)が豊富に供給されるんですが、中国では電力問題などもあり、頼んだ通りの供給が行われないことがしばしばあります。

さらに現地の企業は安全面がルーズな傾向があります。ヘルメットをかぶっているのに上半身裸で作業している人もけっこう多い。高さの違反やふさいではいけない所をふさいでしまうような装飾違反も多いですね。

最近は減りましたが、作業時間の変更や料金の値上がりなど、急なルール変更が行われることも特徴です。マラソン大会のためにいきなり道路が閉鎖されたこともありました。

なお、歴史のある展示会ですと他業種の企業やスタッフも含め、わりと皆さん会場では「日本チーム」としてまとまって動いていまして、我々もその中で協力体制をしっかり築いています。

―会場で日本企業のブースは一か所に集められているのでしょうか?

割と固まっていることは多いです。会場を見回すと日本企業でないのに日本語風の会社名を名乗っている会社がけっこうあったりして、面白いですよ。

(※本記事は新聞「見本市展示会通信」(2024年4月15日号 海外展示会特集)中に掲載された内容です)

脱炭素やSDGs トレンドおさえ企画展開 2024NEW環境展/2024地球温暖化防止展

前回開催のようす

日報ビジネスは、5月22日から24日の3日間、「2024NEW環境展」と「2024地球温暖化防止展」を東京ビッグサイトで開催する。同展では脱炭素やSDGsなどといったトレンドに焦点を当て、環境技術・サービスを発信する。
展示規模は714社社・団体が出展し、2,065小間(NEW環境展:605社・1,876小間、地球温暖化防止展:109社・189小間)での展開を予定している。

NEW環境展の見どころとして、最新のマテリアル・ケミカルリサイクルや環境保全・エネルギー・熱回収に向けた技術・装置が一堂に会する。品質の高い再生資源を効率よく生産するための破砕・粉砕・減容を含む加工、AIロボット・光学・比重差の高精度選別、環境管理全般や廃棄物の収集運搬の管理や効率化を支えるデジタルシステムなどが出展する。

地球温暖化防止展では、国内外から脱炭素・SDGsに資する新エネ・省エネソリューションが多数出展する。CO₂の可視化、バイオマス燃料、炭素固定、水素活用、冷風機、遮熱材、太陽光発電ガラス、再エネ熱源のヒートポンプなどを紹介する。

講演会「2024脱炭素フォーラム with SDGs」では、脱炭素化に関連する政策や国内外動向などを解説する。また特別企画として、水素(燃料電池)自動車の展示、環境ドキュメンタリー映画の上映も実施予定。
「2024NEW環境展記念セミナー」はTFTビルで行い、「廃棄物処理法」「脱炭素と廃棄物処理業」「建設リサイクルと2024年問題への対応」の3テーマを取り上げる。

EventBiz vol.35 大阪・関西万博COUNTDOWN

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編集内容

特集① 大阪・関西万博COUNTDOWN
大阪・関西万博の開催まで残るところ1年を切った。既に準備は佳境へと突入しており、これまでは構想上の存在でしかなかった会場や各種パビリオンは、質量を伴う“現実”となって夢洲の地に顕現し始めている。1970年の大阪万博がそうであったように、2025年の大阪・関西万博も今後の日本の行く末を左右する大きな転換点となるだろう。本特集ではキーマンへのインタビュー等を通じ、一足先に大阪・関西万博が描く「未来社会」の姿に迫る。

特集② どう進める? MICE×サステナビリティ
持続可能な開発目標のリミット・2030年が迫り、サステナビリティへの配慮が社会全体で求められるようになっている。現在MICEの開催についても「サステナビリティ」であることが開催地の候補として残るために必須、あるいは誘致成功のカギとなる。 本特集ではMICE開催におけるサステナビリティの導入と実施の道筋を示すとともに、最新事例から国内MICEのサステナビリティについて現在地を読み解く。

ページ数:80ページ(予定)
発行日:2024年5月31日
定価:2,200円(税込・
1冊)+送料 /  8,800円(税込・年間)
全国有力書店で販売。また、小社からの発送も行っております。
※上部の購入ボタンよりご予約を受け付けております。
お問合せは(株)ピーオーピー 出版企画室(TEL: 03-5687-6841、FAX: 03-5687-6845)

 

テーマパークのショーセットから仏像のレプリカまで
ハイクオリティな立体造形を【ムラック】

空間デザインやディスプレイ製作・施工を長年手掛け、イベントや展示会を支えるムラック

東京都八王子市の「株式会社ムラック八王子支店」では、テーマパークのオブジェやショーセットから、イベントで展示するキャラクターやマスコット、仏像など重要文化財のレプリカまで、幅広く造形物を製作している。

近年は、西日本を代表するテーマパークの新エリアの外装工事など、オブジェ単体でなく、建設工事に関わる大型案件も手掛けるようになった。

現在も、開業を控える東日本を代表するテーマパークの新エリアを手掛けている。

【問い合わせ先】
株式会社ムラック 八王子支店
電話 042-650-1333

 

オブジェの作り方

 
同社での立体造形の製作は、まずCAD上での3Dモデルの製作から始まる。

▲ ハンドスキャナーで立体物から直接3Dデータを読み込むことも可能だ。さっとスキャンするだけでここまでデータを取得できる。

 

3Dデータの作成後は、加工機でオブジェのコアとなる原型を製作していく。

特注の「CNC5軸加工機」はプログラミング後、自動でEPS(発泡スチロール)を削っていく。左右、前後、上下、3つの回転軸にさらに2軸が加わることによって、複雑な形状への加工が可能だ。

原型ができたら、それを基に雌型と呼ばれる型を製作し、高強度な繊維強化プラスチック(GFRP・CFRP)での成型作業を行っていく。

最終的に細かい箇所を手作業で仕上げて着色、クリアコーティングするとオブジェの完成となる。

製作前に徹底的な検証を

 

※写真はイメージです。本文とは関係ありません

テーマパークの造形など建築が絡む案件の場合、実際に製作に入る前の検証段階にも、多くの時間を費やす。

まず重要になってくるのが下地の鉄骨など、構造上の検証と設計だ。

キャラクターやお城など、表面の造形物を作るには、最初にそれらの下地となる鉄骨を3D上で設計する。

キャラクターを支えるために「どの位置にどれくらいのピッチで、どれくらいの太さの構造体を入れればいいのか」「それらの鉄骨を作ることは可能なのか」「溶接で作るのは可能なのか」など、あらゆる角度から検証を行い、さらに専門の設計会社がCAD上で構造計算を行う。

そのフィードバックを受けて鉄骨の数を変更するなど、再検証を行う。実際に現地に搬入して組み立てができるか、現場のオペレーションまで徹底的に考えるという。

その後ようやく、来場者が目にするようなキャラクターやショーセットのフォルムを作っていく段階へと入る。

ムラック八王子支店の石橋氏は、何よりもまず“安全であること”が大前提であると語る。

「お客様が触ったり乗ったりしてもケガをしない、壊れないこと。また、強風や地震にも耐えられること。

日本のテーマパークの安全基準は非常に厳しく、安全性や強度の検証は重要なポイントのひとつになります。」

例えば、過去に大きな牙を持つキャラクターのオブジェを制作した際は、子供の手が届かないかどうかや、牙の部分に雨水が溜まっても来場者にかからないかどうかまで確認したという。

 

検証にMRを活用

 

※写真はイメージです。本文とは関係ありません

製作前の検証にはMRを活用することもある。

例えば、ショーセットのサイズ感などをクライアントに確認してもらうための「ミックスドリアリティ」だ。

ミックスドリアリティ
現実世界のなかに3Dやホログラムなど、バーチャルな世界をシンクロさせるテクノロジー。

 
頭にヘッドマウントディスプレイを装着すると、目の前に3Dで制作した実物大のキャラクターやショーセットが現れる。

バーチャル空間上で3Dモデルを見るのではなく、通常の視界に重なる形で3Dモデルが現れるので、現実の建物とオブジェの大きさを比較したり、オブジェを見る角度(下から見上げた場合など)や見る距離によってどう見え方が変わるのかを、現実の風景と一緒に検証することができる。

クライアントに完成時どのように見えるのか実物大で確認してもらい、 裏付けを取ってから製作に入ることが可能になるわけだ。

▲ 検証の様子。ヘッドマウントディスプレイの使用者には、現実世界の中に「大きな木のオブジェ」が現れたように見えている。

 

石橋氏はムラック八王子支店の強みの一つに、「3Dデータの取り扱いに長けている点」があると語る。

「最近は、クライアントから図面や資料を3Dデータで頂くことも多いのですが、その取り扱いには高いスキルや豊富な経験や知識が必要となる事が多くあります。

2Dデータと比べて3Dデータの拡張子は非常に種類が多く、ファイルを開くだけでも専門的な知識が求められることがあったりするのですが、その点、弊社はすごく強いです。

3Dデータの取り扱いにお困りのお客様も、ぜひご相談いただければと思います。」

オブジェの造形はもちろん、テーマパークのショーセットなど建築工事における構造的な部分まで、立体造形に関するお問い合わせは以下まで。

【問い合わせ先】
株式会社ムラック 八王子支店
電話 042-650-1333

 

科学の産業総合展 5年ぶりリアル開催実施 ケミカルマテリアルJapan2024

化学工業日報社は化学産業展示会「ケミカルマテリアルJapan2024」を11月21日から22日の2日間、東京ビッグサイトで開催する。リアルでの開催は5年ぶりとなり、化学材料・素材、試験機器、関連DXソリューションが一堂に会する。

素材を中心としたテーマで国内外の産官学が集う「先端化学材料・素材総合展」、化学物質管理に関する専門展示会「化学物質管理ミーティング」、プロセス産業向けにDXを推進するためのサービスを紹介する「プロセス産業DX展」の3展と、企業の産業安全を考える「産業安全フォーラム」で構成する。

展示のほかにも基調講演、出展者を中心としたレセプションパーティーを予定している。また就活生や就職活動を控えている学生に対し、採用に関する資料の配布や、展示会ツアー、専門セミナーといったプログラムも実施する。
現在出展者を募集しており、申込みの締切りは6月28日まで。

「発酵食品ワールド」を初開催 FOOD STYLE Chubuと同時開催で

実行委員会は、10月23日から24日の2日間、Aichi Sky Expoで「発酵食品ワールド」を初開催する。同展は全国から発酵・醸造関連の食材、機器、サービスが集結するもの。会場内では発酵・醸造を研究する機関や団体と協力し、交流ゾーンを展開。最先端の情報や文化を発信する。

また発酵・醸造食品とのペアリング企画、発酵・醸造食品を使ったライブキッチン、発酵・醸造に関するセミナー、事前アポイントによる国内・海外バイヤーとの個別商談会などのプログラムを予定している。同時開催展は「FOOD STYLE Chubu 2024」と「外食経営DX EXPO」。

出展製品は 麹菌、酵母菌ほか発酵食品原料(塩、大豆、麹、米、麦)、ろ過器、食品包装を含む設備・機器、 調味料、野菜類、豆類、乳製品、酒類ほか発酵食品・飲料、 菌叢解析、発酵・醸造技術開発など研究開発・試験に関する商材。

【レポート】東京ビッグサイトで「東京 総務・経理・人事Week 春」が開催

5月8日から5月10日、東京ビッグサイトにて「東京 総務・経理・人事Week 春」が開催された。

主催はRX Japan株式会社。

同展示会は総務・人事・経理・法務・広報・経営者などが来場するバックオフィス向け展示会。

約550社が出展。来場者数は33,937人だった。※

※1人の来場者が、同日に複数回来場した場合は1名と集計
※1人の来場者が、複数日来場した場合は、その日数分を集計(例:1人が2日間来場した場合は、2名と集計)
※上記には、出展者・報道関係者は含まない

DX・業務効率化からオフィス環境改善まで、9つの専門展で構成され、セミナー・交流イベントとして全70講演の「カイシャのミライ カレッジ」が同時開催された。

当日は多くの関係者が活発に情報収集や商談を行っていた。

<構成展>
第20回 オフィス防災EXPO
第16回 総務サービスEXPO
第14回 HR EXPO(人事労務・教育・採用)
第13回 働き方改革EXPO
第11回 会計・財務EXPO
第7回 法務・知財EXPO
第9回 福利厚生EXPO
第6回 PR EXPO(広報・IR支援/ブランディング/デジタルPR)
第4回 健康経営EXPO

今週の展示会スケジュール(5/13~19)

▽石川
05/16(木)~05/18(土)
石川県産業展示館
MEX金沢2024

05/16(木)~05/18(土)
石川県産業展示館

第39回いしかわ情報システムフェア「e-messe kanazawa 2024」

▽東京
05/15(水)~05/17(金)
東京ビッグサイト
自治体総合フェア2024
企業立地フェア2024

▽兵庫
05/16(木)~05/18(土)
神戸国際展示場
第28回神戸国際宝飾展

▽福岡
05/15(水)~05/17(金)
マリンメッセ福岡
第34回西日本食品産業創造展’24